水曜日, 7月 14, 2021

野菜と向き合う

 今日は最高気温が18度。今年は雨が多くて、ナメクジも多い。
クルツィンガーさんは7月中旬はトマトの収穫が始まるはずなのに、と嘆いている。

クルツィンガーさんはそんな風によく嘆く。
天候について嘆き、堀ネズミに人参がかじられたと嘆く。
畑の野菜にかける情熱や期待が私とは違う。
小さい頃から家の畑の世話をし、地下室を保存食でいっぱいにして厳しい冬に備えるという生活が身についているのだ。
クルツィンガーさんは冬の間に一年の作付け計画を立て、夏野菜の支柱も立ててしまう。
一人暮らしなのに、苗もびっくりするような数を育てて、小屋から出したり入れたり、畑に植えてからも、不織布で覆ったり取ったりを繰り返している。
用意周到、丁寧に畑仕事をする。

一方の私はヨーロッパ各地からの野菜で溢れているスーパーで、夏には500g入りの美味しいミニトマトを99セントで買うという生活から出発している。
そんな手軽な環境にいるのに、わざわざ手間暇をかける物好きというポジション。
育てる過程自体が楽しい。
作物が本当にできちゃうこと自体が驚き。
インターネットで見た寒さ対策、虫対策を試してみたり、何を隣同士に植えるとか、そんなことを考えるのも好き。
行き当たりばったりでやってみて、思いのほかうまくいった時が最高。
待つのは苦手だから、まだ寒いけれど、植えちゃえ!と夏野菜を植えたりする。
たいていちゃんと育ってくれる。
もちろん、あらー!と思うこともけっこうある。

去年の日照りで井戸も枯れてしまい、天候の前に人間ができることは限られていると思い知らされた。
なるようにしかならない。
だから嘆いてもしょうがない。

とは言っても、残念なことはある。
長雨でトマトにカビ病が出てしまったので、1本を抜き、他も葉を切り取った。
周りの畑でもみんなカビ病にやられている。
去年がよくできたので、今年も期待してたんだけれど、ダメかな...。
ライン川が氾濫して、59人も亡くなったらしい(後で172人死亡、多数不明となった)。

そして今日のお持ち帰り。
赤いビーツとスイスチャードは正直そんなに食べたくないけれど、混み合っているところをどんどん間引いていかなきゃ。

月曜日のお持ち帰り。
じゃがいもは2株掘り出して、計1.8kg。ほくほく。


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